コラム

 

心の傷と脳の傷

 東北大学名誉教授の松沢大樹(80)は07316日、「深刻ないじめによっても、子供達の扁桃核に傷が生じている」と発表した。

 現在、総合南東北病院・高次脳機能研究所(福島県郡山市)に所長として勤務し、過去3年間で、深刻ないじめを原因に心の不調を訴えて来院してきた300人以上に上る子供達にはすべて、扁桃核の傷が認められたという。

 扁桃核に傷がつくことで、精神疾患が起きると説く。うつ病や統合失調症と診断されたケースで、それぞれ特有の傷がみつかったが、その後、画像診断を重ねた結果、どの患者にも両方の傷があることが明らかになった。だだし、統合失調症よりも、うつ病の病状が優勢な場合、扁桃核の傷のほか、「海馬」の萎縮も現れるとしている。

 いじめ を受けるなどの要因で、脳内の神経伝達物質のドーパミンとセロトニンのバランスが崩れることが傷が生じる原因とみている。精神の安定や睡眠に関わるセロトニンが減少し、快感や運動調節に関するドーパミンが過剰になって毒性が現れるからとしている。いじめは、脳を壊す、障害罪だと言う。 

■医事評論、大沼善誉

 これまで、心の病だけとして、心療内科が担当してきた分野に、松沢は、一石を投じたことになった。いじめによって超特異的交換神経作用が働き、ドーパミンが過剰に誘発され、過剰な交換神経作用によって、ステロイドホルモンも分泌されることになる。傷ついた周辺の血管が萎縮するほか、全身の骨格も大きく歪む。特に鎖骨の障害は大きく、周辺の靭帯が骨化している可能性もあるが、血液を浄化し、鎖骨や頚椎を調整することで、脳細胞も修復することが証明されている。いじめは、心だけの問題では解決せず、肉体的な分野からの対応も重要であるが、長年医学の盲点であった。

自然医学総合研究所所長
ナチュラルケアセンター院長
名誉医学博士 生化学博士
大沼善誉

 

  

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