椎間板ヘルニアのレーザー手術は局所麻酔をして、エックス線で位置を確認しながら、椎間板の中央にレーザー光を照射する針を挿入して、照射することでヘルニアを萎縮させて、神経の圧迫を取る手術です。椎間板ヘルニアは、腰の周辺の筋群の委縮など、神経の障害以外にも幾つかの要素が絡み合って表出しており、対症療法の効果の程は体験者が語っています。

椎間板ヘルニアのレーザーによる減圧手術と比較して!

東京都在住 富田秀昭さんの症例

私は、銀行員を経て、税理士という仕事に就きました。一日中椅子に座っての生活からか、五年前に痔疾患に見舞われ手術をする矢先に腰に激痛が走り、苦しい状態のまま、我慢して痔の手術を受けました。
 入院は10日ほどでしたが、その間に腰の激痛は治まり動く事には大きな支障はなくなりました。しかし、右足に痺れと足の付け根から大腿部には疼痛が発現したのです。
 近くの整形外科で診察を受けMRIの検査結果は腰部椎間板ヘルニアとの診断でした。それから2年間その整形外科で手当てを受け、非ステロイド抗炎症剤の痛み止め「ボルタレン」を服用しながら足繁く通院したのですが、症状の変化は有りませんでした。

 いつまで状態が続くのかと不安を感じていたところ、友人に「レーザー手術」という画期的な方法があると、教えて頂きました。治療も半日もあれば済むし、入院の必要はないとのことから、仕事に支障も出ないので受けてみる事にしました。
 レーザーによる椎間板ヘルニア減圧手術の医療機関は銀座にあり、これは信用できるかなと思って受けました。ところが、1回の治療では効果がなく、2回受けましたが、レーザー手術後腰の痛みが前よりひどくなってしまいました。
レーザー治療を受ける前は痛み止めのボルタレンも服用すると少しは効果が感じられたのですが、こんどは服用しても全く効かなくなってしまいました。
 費用は保険外診療のため2回で100万円ほどかかりました。しかし、術前より悪い状態になってしまい、高額な医療を受けた意味がないと思い、「これは医療過誤ではないか」と医療費の返還を迫り、医師と談判の上60万円は返却してもらいました。
残り40万円は生命保険からの補てんで賄えたので費用は帳消しと言うところですが、痛みが取れないのには閉口しました。
 また、銀座は地価も高いので医療費も高いと言う事に気づきました。
 整形外科で2年の治療、そして「治る」と歌い文句を掲げている高額なレーザー手術でも治らず、医療不信が募っていたそんな折に、元銀行の同僚「森田さん」に久々にお会いし、諸々の話をしたところ、「実は私も腰痛では苦しんだんだよ!」と、「腰痛の事なら、私に何でも聞いてくれ」と言われ「だまされたと思って受けてみなさいと」と大沼先生を紹介されたのです。
森田さんはヘルニアの先輩で、すでに手術を受けて、再発し、症状が改善されず、西洋医学に不信感を持つ中で大沼先生の療法に巡り合い改善され、それ以後危険な時には大沼先生の手当を受け、10年以上経ちますが仕事もテニスもゴルフも不自由なくこなしています。
 森田さんの経験談を聞き、昨年の5月から、上野の自然医学総合研究所・東京出張所で手当を受けました。更に、6月からは時々長野支部でも手当てを受けることにしました。
 当初は、腰に時折激痛が走りました。デスクワークの仕事ですが、最初は椅子に座っても少したつと痛みが出て座っていられず、あぐらをしてみたり、腰を動かしてみたりしながら「だましだまし」仕事をする状態でした。
それは体験した者にしか分からない辛さです。

一ヶ月が過ぎても痛みの変化は余りありませんでした。しかし、体重が5キロ減った事にはおどろきました。周りからも「だいぶすっきりしたね!」と言われ、自分では気が付きませんでしたが、ゴムバンドの運動も併用する事で体調が改善されてきたことを実感することができました。
 また、デトックスも2回までは「ヘドロ」の様な汚れが出て驚きましたが、それ以降はだんだん綺麗になりました。終わった後は「爽快感」が感じられ、足も軽くなりました。
 痛みも月が替わるごとに少しずつですが和み、平行して椅子に座っていられる時間が長くなり、11月ごろには夕方まで座っている事が可能になりました。
 12月からは毎週木曜日上野での手当てに切り替え、税理士として忙しい1月から4月を乗り切り今日に至っています。
 今では鋭い激痛も陰を潜め、辛かった時期も過去のものとなりましたが、更なる健康を目指して時々東京出張所に通っております。
 持つべきものはよき友です。大沼先生との出会いや長野の高橋先生との出会いに感謝しております。今後ともよろしくご指導をお願いいたします。
富田さんの症例はまさしく「継続は力なり」ということです。
どんな病でも体質改善が重要です。長い期間不健康で生活すれば、生命活動は低下し免疫力も低下します。
その悪くなった体質を改善するには医者にお任せするのではなく、「受ける手当てと、自分でする手当て」を気長にすることが重要です。
短兵急に治らなければ諦めるのでなく、1年2年3年掛かっても良いんだと言う気持ちになることが、自律神経を安定させ、自己免疫力が高まり、効果も促進されるのです。
そんな精神状態を持つ努力をする事が残された生涯を健康に生きる上で大切な事なのです。「急いてはことを仕損じる」ということです。

                                                   平成21年11月

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ナチュラルメディスンでは手術なし、薬なしで治る研究をしています。
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