現代医学の盲点
自然治癒の症例
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リウマチ

若年性リウマチ熱の自然修復


 小島喜久君(当時小学4年生)は92年6月に急に足首が痛みだし、接骨院に行ったが良くならず、高熱が出たため近くの病院を受診した所、「風邪」と診断された。一週間たっても熱が下がらず、地元の市民病院を受診したがやはり「風邪」と診断され一向に改善できなかった。

 心配のあまり名古屋のF大学病院で調べたところ、「若年性関節リウマチ熱」と診断され、即刻入院となった。しかし、良くなるどころか熱が上がったり下がったりの繰り返しで2年7ヶ月間もズルズルと入院することになった。


術前の骨格の状態

 小島さん親子は今までの大学病院での医療不信も手伝い、半信半疑の状態であった。その為、対処療法では治らない原因として、リウマチの体質に血管の萎縮、腸管の硬直、自律神経の伝導障害と骨格変位とが深く関わっていることを説明した。更に化学療法の弊害を理解して頂くために、夏休みを利用して自宅療法をしながら、薬断ちをし、その間私の開発した「NRT細胞活性療法」に専念して現代医学との比較を試してみるように説得した。

 その後の血液検査で、リウマチの炎症を表す「CRP」が安定した。それまで10以上を繰り返していたのが初めて一桁に下がったのだ。また、本人の調子はこれまでになく炎症も治まり、元気になった。

ところが夏休みが終わり、大学病院に戻るとすぐに元の状態に戻り、血液性状も貧血も悪化し、本人の状態も不調となった。

病院に戻って不調になるのを知った小島さん親子は、95年3月に退院を決意し、その後薬を止め、私の指導に専念した。

その結果表で示すように、96年から97年にかけてCRPが急激に改善された。更に、98年には初めて少数点以下で安定した。

CRP値(H)

96年 97年 98年
1月 2.7
2月 11.5
3月 9.5
4月 0.4
5月 5.6
6月
7月 9.9 0.6
8月
9月 1.6
10月 7.5
11月 2.7
12月 11.7 3.5 0.6

術後の骨格の状態

LBCシステムによる血液画像(術後)

 体調が安定したところで、血液画像を確認した。その結果、白血球が活性化されていた。

 白血球が活性化されると天然のサイトカインが生み出される。天然のサイトカインは、細胞間相互の伝達を自己の遺伝子に基づいて行う生体維持に絶対必要な生理活性因子である。喜久君は、このため炎症反応が自然に行われるようになったのだ。

 炎症反応とは、活性化された白血球によって炎症の存在が確かめられ、下肢垂体にその情報が伝えられることによって、脳下垂体が副腎刺激ホルモン(ACTH)を分泌する。これが副腎を刺激するため、副腎は生体ステロイドホルモンを分泌する。このホルモンが血液中の濃度を満たし、患部を循環して消炎させることだ。

 またサイトカインは、軟骨代謝や骨代謝にも深く関わっていることが近年の遺伝子学によって解明されている。

 喜久君は、成長期に長期間に渡り使用された薬で血液を異常に汚していたため完治できなかったのだ。それが血液を浄化し、循環を改善する「NRT法」によって地元の普通学級に通えるまで回復したのだ。


  このように若年性リウマチ熱においても、血液動態学に基づいて、NRT免疫活性療法により修復されることが証明された。

 NRT免疫活性療法とは、NATURAL RECOVERY THERAPYの略語で、生きた血液を画像でチェックし、従来の血液検査では得られなかった質や形状、働きを観察し、血液の状態を良くする事で、免疫力を強化し、かつ全骨格矯正によって身体全ての細胞を活性化させ、病気を克服する療法です。したがって、あらゆる病気の根治療法として期待できるものです。



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