現代医学の盲点
自然治癒の症例

◆がん・難病a散在性脳脊髄炎の克服nnzaisei
散在性脳脊髄炎の克服〜大阪箕面市在住 西尾寿人君の症例


病状と経過

1.平成10年2月4日から3月19日まで、咳が多く喉の腫れ、37℃〜38℃の発熱、頭痛、嘔吐あり。掛かり付けの小児科では風邪との診断。

2.3月20日髄膜炎と診断され大阪の箕面市民病院に1週間程度の予定で、入院となる。入院時の検査結果は血液中炎症CRP1.52(正常値0.3以下)髄液中細胞(白血球)348(正常値10以下)

3.入院後にはさらに症状が悪化し、幾度となく薬を変えるけれど快方に向かう気配がない。最悪時は血液中炎症CRP3.15  髄液中細胞3263 発熱も38℃〜39℃台。この間ほぼ3日に一度は髄液検査を受けていた。

4.3月31日尿が出なくなり導尿。原因は腰椎神経症状とのこと。腰椎MRI検査の結果、米粒大の炎症を見せられたが素人目には、こんなに小さな炎症が本当に原因?という感じ。さらに脳のMRI検査の結果にも、米粒大の炎症がみられこの時点で、急性散在性脳脊髄炎と病名が変わりステロイド大量投与となった。

5.4月1日頭痛、発熱、嘔吐、吐気全ての症状が消え4月6日導尿が外れる。

6.4月21日再発、病名が再燃性脳脊髄炎に変わる。4月24日脳MRI撮影にて炎症がはっきり映り(MRIあり)、再度ステロイド大量投与。

7.5月29日脳MRI炎症消え6月3日退院。

8.6月9日再発のため再入院。ステロイド再度大量投与。ステロイドは半年間かけて抜いていくとの方針。

8.7月18日ステロイド(プレドニン)を飲んでいる間は症状が落ち着いているため、退院。通院となる。

9.7月25日自然医学総合研究所にお世話になる。週一度のペースで通い、ステロイドをドクターの指示の倍のスピードで減らしていった。

10.ステロイド中止予定日の前日夜に右目の痛みを訴え、翌日10月23日に右目失明。医学書に書いてあることがどんどん現実となってくる。

11.病院に行くとまたステロイド投与を余儀なくされると判断し、自然医学総合研究所で泊り込み、NRT療法を続けることにした。右目は見えていないけれど、数日後には目の痛み、頭痛もなく体調はすこぶる良い。

12.11月16日箕面市民病院にて脳MRI撮影。過去最大の炎症。散在性脳脊髄炎としては、医学会発表レベルと言われた。また写真だけ見ると、多発性硬化症(難病指定)といってもおかしくないとのこと。病院の治療方針は即入院3年ほどステロイドと、他の免疫抑制剤インターフェロンを併用することになるということだったので、どうしても治療方針に賛同できず、病院での治療を断り再度自然医学総合研究所で泊り込み、NRT療法を続けることにした。このときドクターからはこのままステロイドで炎症を抑えなければ、余命1月とも言われた。またすぐにステロイドを投与したとしても保障できないとも言われた。

13.自然医学総合研究所でNRT療法を続け、光も見えず真っ暗だった右目もしだいに暗さが薄れてきて11月下旬から、物の影が見え始め光も見え始めてきた。

14.12月10日には、視力は1.0まで回復。それで自宅へ戻り以前と同じように週一回のペースに切り替た。

15.ここまで視力も戻っているので炎症も消えているのではないか?と思い12月14日にMRI撮影してみたが、前回映った大きな炎症とほぼ変わりがない。なぜ脳の炎症が治まらないのに、視力がほぼ戻り、発熱、頭痛、嘔吐などの症状がないのか疑問に思い、ドクターに確認したが納得のいく回答は得られなかった。

16.翌平成11年2月13日には視力は発病前の1.2まで回復。MRIによる脳の炎症もほぼ消えていた。

17.その後本人は順調に小学校を卒業。中学の3年間は野球部に所属し、今年4月高校へ入学。8月12日には誕生日を迎え、16歳となりました。

何の障害も残さず、ここまで来れたのも大沼先生と知り合って、NRT療法を施していただいたお陰と、本人はもとより家族一同大変感謝しております。

☆ 散在性脳脊髄炎とは ☆

「散在性脳脊髄炎」とは、読んで字のごとく、散らばって存在する、脳と脊髄の炎症。わかりやすく説明すると、免疫のバランスが崩れて(白血球が動きすぎて)、自分自身の白血球が自分自身を攻撃して、神経の鞘を溶かす病気という説明を受けた。

また、医学書には多発性硬化症との鑑別は困難な場合が多いとある。

☆       多発性硬化症(難病指定)とは ☆

中枢神経系の白質に散在性の脱髄巣とグリオーシスが出現する原因不明の疾患。

 初発症状は運動神経麻痺、眼症状、知覚異常などが多く、寛解と悪化を繰り返しながら進行性に悪化する。多くは10〜15年の経過で死亡する。確実な治療法はないが、主として副腎資質ホルモンが使用される、とあるが、大沼理論を6ヶ月間実践する事で後遺症なく、回復した。

98年7月25日

箕面市民病院で余命1ヶ月と診断され、ステロイドの大量投与をしなければ1ヶ月で死ぬと言われ、医療不信になり、本部へ来た。右上は右目が失明したときのMRI、白い部分が炎症していた。

99年2月13日

NRT自然免疫活性療法受療後約7ヶ月後の状態ステロイド性のむくみが取れ、克服した。

右のMRIでの映像でも炎症が改善され、失明も視力1.2まで回復した。

05年8月15日

現在の寿人君(16歳)、7年以上経過したが、一度の再発もなく、高校生になり、野球部で毎日元気に活躍している。

大沼理論の正当性を実感している毎日です。





白血球の状態

98年7月28日


箕面市民病院でステロイド療法を受けていた直後の寿人君の白血球(中央の大きい楕円形)の状態。  病院では、白血球が狂っているため、健全な脳細胞を攻撃しているために、炎症が起こると言われたが、画像分析器で調べたところ、白血球は、元気がなく動きが弱かった。







99年2月13日

NRT自然免疫活性療法受療7ヵ月後、回復直後の白血球。元気に良く動いていた。元気な白血球は、健全な細胞を攻撃するのではなく、炎症した、古い細胞を攻撃し、除去した後、新しい細胞をつくための合成酵素の分泌を促し、それによって傷ついていた遺伝子が修復し回復した。

掲載日:05/10/24

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