おたふく風邪の自然治癒
愛知県一宮市在住 Kさん |
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平成17年1月18日に6歳の誕生日を迎えた次男、T君のおたふく風邪が自然医学の手当てを家庭で行うことで自然治癒した報告をさせていただきます。 今回嬉しかったのは、今まで10年近く家族が何かと大沼先生の療法にお世話になってきたことから得た知識と自然医学総合セミナーで半年間学んだ事を応用し、初めて母親の手で我が子のおたふく風邪を手当てし、しかも短期間に回復したことです。自然医学や予防医学は人に治してもらうのではなく、その考え方を身につけ自分たちで自身の健康を守っていける心強い武器のような存在です。 2004年12月18日、朝から急に次男の目やにがひどく出始めました。他に変ったことはなかったのですが、12月20日は「体がだるく幼稚園を休みたい」というので休ませ、「風邪かしら?」と思い様子をみました。その翌日21日は元気になったので幼稚園へ行きました。ところが、その日の夜7時くらいから右のほほや耳の下、顎が腫れ始め、赤くなり、発熱も始まりました。38度以上はあったように思います。夕食も喉が痛くてほとんど食べられず、お茶も飲めない状態でストーブの前にうずくまってヒーヒー泣いている状態。幼稚園でおたふくが流行っていることを聞いていましたので「感染したな」と気づきました。 その夜はたまたま大沼先生とは連絡が取れなかったのですが、セミナー仲間でもあった友人のお子さんK君が、「確かおたふくを大沼先生の手当て1回で回復させていたはず」と思い出し、彼女にメールで手当てのアドバイスを聞きました。「鎖骨にレーザー、お腹に光線、そして葉緑素と酵素を摂らせること、そして大沼先生のSSTが療法のポイント!」と教えてくれました。もうその時点で「これできっとこの子も一晩くらいで回復しまうだろう」と楽観的に信じ込み、家でできることをしました。と言っても健康補助食品は切れていたので、夜10時から1時間ほどお腹と右鎖骨を家にあるイトウテルミーという小さな家庭用温灸で暖めて、右鎖骨をマッサージしたり、セミナーで習ったSSTの鎖骨のゆるめをしたりしただけです。すると痛がって眠れないでいたのが11時には眠りに入ることができました。 翌朝、7時頃から痛くてまたストーブの前でうずくまっていましたので、家族の食事の準備もそこそこに、腫れているところにサトイモシップをしました。これはすりおろしたサトイモを小麦粉と混ぜ(痒がる子には塩を少し入れて痒みを防ぐ)、ガーゼに広げでペタッと貼るだけです。サトイモ1コあればできます。するとだんだん様子が落ち着いてきて、なんと朝10時には腫れも痛みも引き、おたふくの症状は消え、お腹がすいたと食事をせがみはじめたのです。 確か幼稚園のお母様方からおたふく風邪が治るのには「1週間はかかる」「腫れがひくのに3、4日はかかる」「ひどい子は2週間くらい苦しい」などと聞いていたので、「自然医学なら早く回復するだろう」と期待していたものの、あまりに早く回復してしまい何だか拍子抜けしてしまったくらいです。幼稚園に“おたふく風邪”と言って休んだので、伝染病治癒証明書を出すため症状が少しでも残っているうちに診断を受けないと、とあわてて小児科に走ったのが午前11時くらいでした。 ところが、風邪の名残のリンパの腫れが残っているくらいで、おたふく風邪の症状が全て消えてしまっていたので、医者も「おかあさんがおたふくと思っていただけの風邪ではないかな」と首をかしげる始末。その時熱は37.9度くらいでした。薬の処方箋も出ましたが、どうせ使わず捨てるだけなので処方箋自体を処分させてもらいました。 そのときの医師との会話で印象的だったのが、経過の予測を医師に尋ねたら「様子をみないとわからない。明日もっとひどくなっているかもしれないし、軽くなっているかも。おたふくはどう出るかわからないから」との返事。受身というか、何も治す手立てがないのだなと内心がっかりしました。私には子供が楽しみにしているスキーツアーに間に合うように「自然医学の手当てで、1日で回復させるぞ!」という積極的な意志がありました。自然医学は能動的なのです。 大沼先生と子供たちとの付き合いは長いのですが、大沼先生はいつも「簡単ですよ」と、すぐ結果を出してくれました。ひとつひとつ自然医学で回復させてきたその積み重ねで、自然医学なら簡単で早いという信念や自信も私の心にはありました。母親にその信念が強ければ強いほど、子供の病気も早く回復してくれるのでしょうね。ですからこの10年、薬は飲まず、予防接種も受けず、食事は時々羽目を外しますが玄米食が基本の家庭生活です。その積み重ねで子供たちはそれなりに抵抗力、免疫力が強くなっているように思います。 幼稚園に提出する書類のため12月24日に血液検査をしました。その頃には風邪も治っていたので12月26日、27日には体操教室のスキーツアーに医師の許可のもと参加することができました。(もちろん、その前の22日には家に近い西春で支所をしている恒川先生の手当てを受けたり、葉緑素と酵素を飲ませ感染症で傷んだ赤血球をいたわってあげたり、鎖骨やお腹を暖めたり弛めたりの手当ては毎日続けていました。そしてその日の午後2時頃、大量の臭い下痢便が出て、その後かなり元気さを増したように覚えています。)
お母さん友達などにおたふくの自然治癒の話をしたのですが、「一晩で回復するようなおたふくはあり得ないからきっと風邪でリンパが腫れただけなのでは?おたふくはもっと大変なのよ」と言われました。私は「これが現代医学の常識なんだな、自然医学の常識を知らないからなんだな」と思いました。マクロビオテックの本を見ても自然食を食べて自然の手当てをしても「おたふくは3〜4日で熱が下がり腫れも7〜10日ほどで引く」と書いてありましたので、やはり熱が二日、腫れが1日で引いたのは大沼先生の指導に従い鎖骨の弛めとシップをしたことがポイントだったのだと思います。 12月29日に血液検査の結果が出ました。ムンプスウィルスIgM EIA法 22.37.医師に正常値を聞くと0.8以下とのこと。「立派なおたふく風邪だったんですね。お母さんの言うとおりでしたね」と医者に言われ、なんだか私のほうがお医者さまのような気持ちになりました(笑)。 |
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