現代医学の盲点
自然治癒の症例
整形外科編1.
体験談―椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を克服宮本慶二さん)
―平成17年2月13日講演会体験発表にて


椎間板ヘルニアと坐骨神経痛で大沼先生にお世話になり、2ヶ月ほど経ちます。整形外科の治療と大沼先生の所との違いについて自分なりに感じたことをお伝えしたいと思います。
 
私はゴルフが好きで打ちっぱなしの練習には毎週行き、コンペにもよく参加しておりました。昨年の8月のゴルフで腰に激痛が走り、年も年だし「これはまずいな」と思い、近くの整形外科に行きました。レントゲンやMRIなどの検査を受けましたが、「ヘルニアではなく筋肉の炎症でしょう」と診断され、「腹筋も背筋も弱っているので鍛えてください」と、指導を受けました。ちょうど8月で陽気もよかったので、毎朝5時半から1時間ほど腰のために良いと信じてウォーキングを始めました。ところが9月の初旬、通勤の途中で突然左足に強い痛みが出て、休み休み歩いて何とか会社にたどり着きました。


このような状態に不安を感じ、その日の夕方に今まで掛かっていた病院にタクシーで行きました。動脈が詰まっている可能性があるということで動脈硬化の測定検査を受けましたが、異常はありませんでした。それで痛み止めの薬だけ処方されましたが、その後も痛みは強くなっていき9月13日の早朝、ついに立つことも歩くことも、また寝ていることもできなくなり、やむなく救急車を呼ぶことにしました。運ばれた病院で改めてレントゲンとMRIを撮ったところ、なんと「椎間板ヘルニア」と診断されました。

前の病院(外科で整形外科もやっていた)では椎間板ヘルニアではないと言われたと伝えたところ、MRIを取り寄せ比較してくれました。救急で入った病院では「以前のMRIでも椎間板ヘルニアは確認できます」と言われ、さらに「整形外科を受診するのであれば、その専門でなければそういう診断になってしまうのでダメなんです」と言われて強いショックを受け医療不信にもなりました。それでこの先生にまかせて治療を受けることにし、その病院に1ヶ月半入院しました。

 まず始めに受けた治療は、仙骨の上の部分に注射針を入れて痛み止めと炎症を抑える薬を入れるというものでしたが、全く効き目がありませんでした。次に硬膜外ブロック注射を打ちました。腰椎の周りに直接針を入れて、痛み止めや炎症を抑える薬を注入する方法で、二回受けました。でも痛みは取れませんでした。確かに最初の痛みと比べますと半分くらいにはなりましたが、完治するまでには至りませんでした。この後どうするのか聞きましたら、この状態が一ヶ月も続いたら手術を検討せざるを得ないと言われました。

私は、手術は決して体にいいものでもないと思っていましたし、手術しても再発の可能性が高いことも聞いておりましたので「手術は受けたくない」と申し出るとともに、手術以外にどんな方法があるかと聞いたところ、「保存療法として、痛み止めや筋弛緩剤などを打ち、不眠であれば睡眠剤の処方をし、それらと併用して膏薬を張ること。あとは安静にして寝ていること、お風呂は腰に危険ですのでなるべく入らないように」と言われました。この話を聞いているうちに「本当にこのような治療でいいのか」と疑問を感じ、膏薬を貼って薬を飲んで寝ているだけなら家でもできると、無理やり退院させていただきました。

そんな時、同じ職場の方から過去に椎間板ヘルニアで手術を受けたが再発し、再手術と言われたがそれを断って大沼先生の所に通い、2ヶ月ほどで良くなったこと。10年過ぎた今でも問題なく仕事をしているという話を聞き、早速、診てもらうことにしました。
比較
入院していた病院と大沼先生との内容の比較をしてみましたので参考にしてください。まず、治療を受けるときの自分の気持ちですが、病院の場合は、先生に治していただこうと他力本願になるのに対して、大沼先生の所では、自分の自然治癒力で治すので食事療法や万能ごむバンド療法などの自己療法にも重点を置いています。そのために病院のように依存性は無くなります。

次に血液に対する考え方が違います。一般の病院では数値さえよければ問題とはみなされませんが、大沼先生の所では血液の質や流れも重んじています。
 実際に私の場合もそうでしたが、術前の赤血球はドロドロの状態で、白血球も全然動きませんでしたが、術後はきれいになって、白血球も動いていました。また、大沼先生は毛細血管のような抹消での血流が悪くなることで、体が不調になると指導していますが、西洋医学の病院では動脈硬化などの大血管の障害しか対応できていないようです。従いまして、大沼先生のところでは、いち早く体の異常がわかるのに対して、一般の病院では相当悪くなった状態でしか診断もつきませんし治療もされていないのではないでしょうか。

術前術後の血液画像
11月9日:どろどろの血液 12月9日:きれいになった血液

次に治療に対する考え方が違います。本来、治療というのは手当、つまり手を当てることですが、ご承知のとおり一般の病院ではほとんど手当は行っておりません。大沼先生は全身を対象に骨格の歪みや靭帯の骨化、筋の炎症の有無やどこに血流障害があるかなどを、手を当てながら確認してくれます。一方、病院では痛けりゃ痛み止め、熱があったら解熱剤といったように原因を考えずに、対症療法だけをしています。それと薬物を使う治療が病院で行われているのに対して、大沼先生は薬物を全く使わずに改善してくれる点が違います。

また一般の病院では外科病院の中の整形外科では整形外科のことが十分にわからないというように、その専門分野だけしか知らない先生方がそれぞれの分野だけを診ているのに対して、大沼先生のところでは血液の問題から骨格の歪み、自律神経、リンパや血管の圧迫から組織の癒着まで調べて全身に対して対応しているという大きな違いがあります。

最後に治療費の違いですが、私は1ヶ月半入院して病院に3割負担で約30万円を自費で支払いました。ということは、サラリーマンですから後の7割、70万円相当は皆さんの税金などから支払われたわけです。それでいてあまり良くなっていないのに対して、大沼先生のところでは2ヶ月間通い、仕事に復帰できるまでに回復することができましたが、掛かった費用は病院のおよそ三分の一程度でした。毎年30兆円以上の医療費が国家予算で使われておりますが、大沼先生のような治療が広がって、どこでも受けられるようになることでその多くを節約できることになるでしょう。またそうすることで消費税も上げられる心配は無くなりますし、何よりも大切なことは元気になってまた働くことができるようになりますから、国も豊かになると思います。ですから、大沼先生の研究されてきたこのような治療が全国に広まることを祈ります。

今後は仕事に行きながら健康管理に通わせて頂きますのでよろしくお願い致します。紹介してくださった知人と大沼先生には本当に感謝しております。ありがとうございました。


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