MRIによる自然修復像 |
施術前 大学病院で手術と診断 |
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左指先から肩、首にかけて激しいしびれ感と痛みのため、1ヶ月間完全に不眠症が続いた。 N大学病院にて、MRIの結果、C6/7の頚部椎間板ヘルニアと診断された。 即、手術の日程が決められ、頚にカラーを付け動かさないように指示された。 |
14回施術後 手術なしで治癒 |
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知人の紹介で、当研究所にて相談後、手術を断った。 施術14回で、すべての症状が消失した。 N大学病院で再びMRI検査を受けた結果、C6/7だけでなく
a,bの部位(写真参照)、 つまり、頚部全体の軟骨が蘇生していた。再発もなく、手術なしで頚部椎間板ヘルニアは治癒した。 |
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一般に腰部椎間板ヘルニアは、椎間板の栄養血管である腰動脈に障害を生じるのであるが、 頚椎ヘルニア(頚部脊椎症)の場合も同様に、頚椎の栄養血管(図1参照)である深頚動静脈(図2参照) からの分岐枝の吻合血管に障害が生じるのである。
深頚動静脈のもとは肋頚動静脈であり、さらに、その元になる血管は鎖骨下動静脈であるので、
鎖骨の歪みの調整を除いては、真因の改善は不可能であるといえる。 |
図1
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図2
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(THE CHIBA COLLECTION 1-NERVOUS SYSTEM 1-NETTERより) |
様々なストレスが過剰に働くと超特異的交感神経作用によって腸間膜根が萎縮する。
腸間膜根は、第一腰椎の左側より右側の仙腸関節部に付着しているため、右側腸骨の上前方変位が発現する。
この歪みの影響によってねじれの現象が起こり、左胸鎖関節が障害を受ける。
胸鎖関節の障害は鎖骨下に存在する大血管障害を誘発し、その為、鎖骨下で鎖骨下動静脈より分岐する
肋頚動静脈や椎骨動静脈に血液の循環障害が進行する。
同様に循環障害が鎖骨下で分岐する胸鎖乳突筋枝に波及すると胸鎖乳突筋が硬縮する。
その為、軟骨を分泌する滑膜の機能障害と併せて軟骨への圧迫が生じ頚部椎間板ヘルニアが発症する。
従って、胸鎖関節の障害を改善する事は、頚部椎間板ヘルニアの修復に絶対必要条件であると言える。
前回の腰部椎間板ヘルニア同様、頚部椎間板ヘルニアも、NRT法 により修復されることがMRIの追跡調査にて証明された。 |
NRT免疫活性療法とは、NATURAL RECOVERY THERAPY の略語で、生きた血液を画像でチェックし 従来の血液検査では得られなかった質や形状、働きを観察し、血液の状態をよくする事で、
免疫力を強化し且つ、全骨格矯正によって身体すべての細胞を活性化させ病気を克服する療法です。 従って、腰痛ばかりでなく、あらゆる病気の根源対処療法として期待できるものです。
■椎間板ヘルニアの自然治癒 自然医学総合研究所では手術なしで自然治癒をする研究をしています■ |
掲載日:1998.08.29 |
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