現代医学の盲点
自然治癒の症例
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アレルギー性疾患編 3-2

  乳児アトピー性皮膚炎の自然治癒


◆乳児アトピー性皮膚炎:T・K君(0歳)の症例◆


  ●T・K君(0才)
  T・K君は、平成11年1月18日に帝王切開で予定より2週間も早く生まれました。
  生後20日目より顔面を中心にアトピー性皮膚炎が発症し、70日目からひどくなり始め、 90日頃には全身に広がった。初診時のT君は、一晩中かゆがって泣き、その都度 授乳されていた。しかし、消化が悪く、異常発酵し、お腹は風船を膨らましたようであった。 便通は悪く、胆嚢部に異常な圧痛があり、また左胸鎖関節に癒着が認められた。このため、 鎖骨下を走行する迷走神経が圧迫され、伝導障害が起こる。 その結果、全身の血管、消化器、内臓が萎縮し、機能が低下する。消化不良、便秘、不眠の 原因となる。胆嚢の萎縮は顕著で、腫れが認められ、脂肪の分解酵素リパーゼの分泌が異常と なっていた。未消化の脂肪と活性酸素との結合によって過酸化脂質が造られ、これが血管内膜 を破壊し、掻き傷が治りにくくなっていた。



◆LBCシステムによる血液画像(術前)◆

●T・K君の施術前の赤血球


4月17日の血液画像からは、赤血球に多数の奇形の存在が認められ、造血器の障害も疑われる 状態であった。その他、活性酸素による障害を受けたものや、血漿の汚れが特に目立った。

●T・K君の施術前の白血球


4月17日の白血球の画像は、全く動かない不活性型と微弱な動きをする半活性型の混在が認められ、 いわゆるアレルギー体質特有の状態であった。白血球の動きが衰えると、白血球の産生する 整理活性因子(サイトカイン)が造られず、そのため免疫応答反応が行われず、免疫系細胞の 増殖・分化・運動の制御、炎症反応、造血反応などの生体防御のほか、 神経系などにも障害が及ぶことになる。

 

  母親のM・Kさん(40才)は、妊娠中より調子が悪く、平成10年9月より咳が止まらず、 夜は発作のため、眠れない状態であった。10月に国立名古屋病院で喘息と診断され、10日 間の入院となった。更に12月17日から1月31日まで長期間の入院となり、その間絶対安静と 喘息薬ネオフィリンと咳による切迫早産止めとしてウテメリンの24時間点滴を2週間続けていた。

●母親の施術前の赤血球
乳児湿疹や乳児アトピー性皮膚炎は乳児ばかりではなく、母親の体質、体液、母乳の質の影響を 大きく受けるのが特徴です。母親の体質確認のため、4月17日の初診時に母親の血液画像も 同時に確認した。その結果、血漿の汚れがひどく、血球の状態を調べることが不可能であった。 この映像から母親の体調の悪さが尋常ではないことが解かった。母親の血液がこのように汚れて いるということは、当然母乳の質も悪く、乳児は機嫌が悪く、戻したり、異常発酵を誘発し腐敗の 原因となる。

◆LBCシステムによる血液画像(術後)◆

●母親の施術後の赤血球


血漿の解毒のため、消化酵素の分泌を誘発する薬草エキスのほか、免疫強化食品、吸収強化エキスの 摂食後、光の照射とSST(スーパーソフトセラピー)骨盤理学調整を行った。その結果、血漿の 汚れは50%ほど除去できた。 赤血球は連銭系、白血球は不活性型であったが、直後の授乳の際に喜んで母乳を飲んでいた。 機嫌が良く母乳を飲むことは初めてのことだったと言う。 続けて通院するように指導したが、母親がダウンして1ヶ月ほど休んだ。その後、5回ほど通院 されたが続かなかった。


母親は過労のため、5月12日には乳腺炎を患った。
6月7日、母親が再び悪化したため、全身にとびひのように水泡が広がり、膿や血やふけで悲惨 な状態となった。こらえきれずに近くの小児科に行ったところ、感染症と診断され、抗生物質を 飲まされて、体中に塗る方法を勧められた。しかし、薬が切れると再発を繰り返し、39度の高 熱を繰り返すことになった。
6月29日、小児科で3度目の感染症と診断され、入院してもっと強い抗生物質を使うと言われ たが、化学療法に限界を感じ、再度、私のところで自然療法を試みた。 母親に感染症や発熱の原因を詳しく説明した上で、解熱の方法を指導した。
7月2日平熱に戻り、膿が乾き、炎症が治まってきた。その後、2週間ほど続けたところ、 良く眠るようになり、肌もきれいになり、とても機嫌が良くなってきた。

●T・K君の施術後写真(右は白血球の画像写真)




8月3日、白血球の活性が認められた。このように白血球が活性化されると、サイトカインが 産生され、免疫細胞の増殖・分化・運動が正しく制御され、造血反応や炎症反応も正常になる のである。つまり、白血球の動態が正常になることによって、血液中のステロイドホルモン濃度や、 バランスを認識し炎症を抑えるように生理的に脳下垂体や副腎皮質に作用するのである。 しかし、医学的には盲点となっているため、抗生剤に依存するのである。
● 母子の写真
 8月17日、このように繰り返す感染症や39度の高熱も、薬無しで短期間で克服し、 母子共々良く眠り、すっかり回復してきた。一家が明るくなってきた小島夫妻は、3人目の 出産計画を話してくれた。

このように乳児アトピー性皮膚炎においても、血液動態学に基づいて、 NRT細胞活性療法 により修復されることが証明された。


 NRT免疫活性療法とは、NATURAL RECOVERY THERAPY の略語で、生きた血液を画像でチェックし 従来の血液検査では得られなかった質や形状、働きを観察し、血液の状態をよくする事で、 免疫力を強化し且つ、全骨格矯正によって身体すべての細胞を活性化させ病気を克服する療法です。 

掲載日:1999.08.31

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