現代医学の盲点
自然治癒の症例
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アレルギー性疾患編 3-3

アトピー性皮膚炎、高度白内障、網膜剥離の自然修復


アトピー性皮膚炎の対症療法として使用したステロイド剤が 目に入り、両眼に発症した高度白内障で手術後に誘発された網膜剥離の後遺症に認められた 工藤さんの症例です。後遺症を5回で克服いたしました。
 


  工藤さんは顔面に皮膚炎が発症するまでは元気で明るく健康には自身があった。
  平成3年11月頃からいつとはなく目と目の周りが赤くなり、目やにが良く出るよう になったので、T病院の皮膚科を受診したところ原因不明のカブレと診断され、ステロイドの塗り薬 で対応するように処方された。薬を塗り続けている間はきれいになった。しかし、薬が切れると元に 戻るので、同じ薬を20日間続けたところ、目の周りが2倍に腫れたため、薬は止めた。しかし、 腫れは1ヶ月間続いた。仕事を休み、O大学病院に移ったところ、繰り返す検査の結果、何かの アレルギーと診断された。

 平成4年1月、一時良くなったが治り切らず、肩と首の一部に赤くカブレが発症した。 その結果、アトピー性皮膚炎と診断された。この頃より薬に疑問が湧き、製薬会社に勤める兄の 助言も聞き、病院を止めた。

 平成4年5月、両眼とも日に日に涙目のようになり、薄いカルピスの中から見ている ようになった。4日目には車の運転も不可能となった。二度目、T総合病院を受診、眼科での結果、 高度の白内障と診断され、さらに網膜にも無数に傷や歪みがあり、手術すると失明の危険が高いと 断られた。4件ほど病院をまわったがどこも同じだった。

 平成4年6月、大阪のT眼科病院を受診したところ、6月10日に手術を行い、 25日間入院した。手術は両眼とも水晶体を摘出し、眼内レンズを入れるという内容であった。 朝一番の手術で、あきらめの心境で光だけでも見えるようになりたいと思い、手術に望んだ。 手術は局所麻酔のため、手術中の様子が手に取るように分かった。また、麻酔があまり効かなかった ため、手術中から目に物が刺さったような痛みが消えなかった。 手術は成功した。しかし、2ヶ月間屈折が残った。

 平成4年7月、ステロイド剤に恐れて漢方と西洋医学で診るという大阪の大学病院の T先生を受診した。細胞診の結果、ステロイドの副作用と診断された。漢方薬で3ヶ月後、 50%ほど良くなった。しかし、T先生が急死され、皮膚科の他の先生にまわされたが、やはり ステロイド剤が処方された。塗っても飲んでも治ることはなく、中止すると悪化した。

 平成4年12月24日、朝、目を開けると左目が真暗だった。右はぼやけて見えたので 網膜剥離と直感した。白内障を手術したT眼科病院を受診、緊急手術となった。手術は2時間、 5日目に眼帯がとれた。オレンジ色の画面と数百個の黒斑が見えた。それでも助かったと思った。
 平成8年1月に退院した。

 平成8年2月、体は不調で目が見えにくく、皮膚の炎症や頭痛が続いた。視力は 眼内レンズで左は0.1、右は0.4、遠視と乱視が残り、黒ゴマのような黒斑も数え切れないほど 残っていた。

 平成10年11月、仕事仲間から当研究所を紹介されて、11月28日に来院した。 半信半疑であった。


◆術前の骨格の状態◆

●術前の胸鎖関節の状態




 術前の胸鎖関節は、両側に顕著な亜脱臼が見られた。特に左側が進行していた。



●坐骨の状態


 骨盤の狂いも著しく、右側腸骨に上前方変位があった坐骨の左右差は3cmに及んでいた。


◆LBCシステムによる血液画像(術前)◆

●工藤さんの施術前の赤血球


 術前の赤血球は連銭形や活性酸素による障害があった。また、血漿の汚れも認められた。


●工藤さんの施術前の白血球


 術前の白血球は、丸く完全な不活性型となっていた。白血球(マクロファージ)の不活性は 血液中のpHの特異性により、7.45から7.35の範囲を超えると動きが微弱となり、 進行して不活性型となる。このように白血球の動態に異常が及ぶと白血球の産生する生理活性因子 (サイトカイン)が産生されず、遺伝子情報が絶え、代謝障害となり、病的細胞や病変組織が 形成される。新免さんの皮膚炎は、このために続いていたのである。



◆術後の骨格の状態◆

●胸鎖関節の状態




 独自に開発したSST(スーパーソフトセラピー)骨盤理学調整法で全身を調整した。 その結果、両側の胸鎖関節の障害が一度で改善した。


●骨盤の状態


 右側に3cm程の狂いがあったのが一度の調整で改善された。



◆LBCシステムによる血液画像(術後)◆
 

●工藤さんの施術後の赤血球


 赤血球の連銭形が改善され、血漿の汚れも消失した。
 

●工藤さんの施術後の白血球


 白血球は不活性型から活性型に改善された。白血球が健全になるとサイトカインが産生され、 遺伝子情報が伝達され、免疫応答反応や炎症反応が行なわれるようになる。 健全なマクロファージが全身を循環し、炎症を発見すると脳下垂体を刺激するACTH (副腎皮質ホルモン刺激因子)が産生され、副腎に作用する。その結果、体内ステロイドが 造られ、炎症が終結する。その結果がマクロファージによって脳下垂体に伝達され、ACTH の産生が抑制される。これを白血球による炎症反応と呼ぶのです。


 

●元気になった工藤さんの写真


 当初は大学病院でも治すことができなかっただけに半信半疑だった。しかし、一度体験して、 時計の秒針が見え、ボトルについているラベルの文字が読めたことに驚いた。視力は1.0以上 に戻ったのである。
 工藤さんは平成3年から6年間悩み続けたアトピー性皮膚炎と目の周りに塗った ステロイド剤が目に入り高度の白内障と、術後の網膜症の後遺症として発生した視力障害と黒斑を トータル5回で克服できたのだ。

 

工藤さんはこれまで持ち続けてきた病気に対する不安も解消し、 自分の将来にようやく希望が持てるようになったという。


  このようにアトピー性皮膚炎と白内障、網膜剥離の手術後にでた後遺症においても、 血液動態学に基づいて、 NRT免疫活性療法 により修復されることが証明された。

  NRT免疫活性療法とは、NATURAL RECOVERY THERAPY の略語で、血液を画像で観察し 従来の血液検査では得られなかった質や形状、働きを観察し、血液の状態をよくする事で、 免疫力を強化し且つ、全骨格矯正によって身体すべての細胞を活性化させ、回復させる療法です。 

掲載日:1999.09.30

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