丸くなり不活性の白血球 |
ステロイドは治療効果はなく、副作用ばかりが強く出ており、医師もそれを認めステロイドを減量していくことになりました。
その後ステロイドの減量は続けていくが、平成25年7月14日、頭痛、嘔吐が再発し、大学病院に緊急搬送、幸いなことに症状は一時的で繰り返すことはありませんでした。
しかし手術による摘出が必要と診断され、選択を迫られました。
何か他に方法があるはずと、姉と共にセカンドオピニオンに行くが、何も得るものはなく、それでもあきらめられずに失礼を承知で近藤誠先生を訪れたところ、先生の助言で手術の不安はなくすことができ、平成25年7月19日に手術を行ないました。 |
6時間半という大手術でしたが、術後の面会も意識がはっきりしていて安心しました。
手術の経過も順調でしたが、病理の結果、びまん性大β細胞性リンパ腫ということでした。
そして治療については、化学療法しかないということで、選択肢のない選択を迫られましたが、化学療法はありえないと思っており、違う療法を求め調べました。
そして副作用のない天然の抗癌剤である漢方を扱う病院に連絡を取りました。どれくらいの効果がでるのかわからないということではありましたが、やれることはやる、という思いで、この子の生命の治癒力を信じようと強く思いました。
病院に帰り、医師に化学療法はしないこと、漢方の療法を試したい旨を話しましたが理解が得られず、化学療法についてさらに説明をされ、ついには「お母さんが求めているのは延命ですか、治癒ですか」と問われました。
もちろん治癒に決まっているのですが、医師が目指している治癒と私たち家族が望んでいる治癒は違うと感じ、断り続けました。
自然免疫療法との出会い
漢方でもどれくらい効果が出るのかわからないとのことだったので、さらに他の療法について調べていると、姉から大沼先生について調べてみてとメールが入りました。
早速検索すると今までとは全く違う発想の療法を行っている感じのところだったので、気になりメールを送りましたが結局待ちきれず、直接先生と話すことになりました。
そして大沼先生の話を聞いて、すぐにでも連れて行かなければと思いました。
医師に話して外泊許可をもらう予定でしたが、頼んでみると「治療しないのなら、来週退院してください」との実にラッキーな返事でした。
やっと解放されました。 こちらからから名古屋までは、5時間半から6時間だろうと出かけましたが、大渋滞で12時間以上かかり、遅れてしまって大沼先生にはご迷惑をおかけしました。
しかし、遅れたにもかかわらず、快く受け入れていただいた上に、とても納得のできる体のしくみの話を聞けて、もう大丈夫だと思えました。
8月10日の初診の後、8月20日〜27日まで、名古屋に滞在し、手当てを受けました。
この間ステロイドも中止しました。 平成25年8月14日に外来受診で以前の病院にかかった際に、化学療法をまた勧められましたが、断りました。 |
ナチュラルメディスンでの療法
8月20日約一週間の集中手当てを受けましたが、思うようにいかず、子供なので気分に左右され、焦る気持ちもありました。しかし大沼先生は、根気よくやることだねと安心感を得させてくれました。
なかなかじっとしていられないけれど、調整はきちんとできたのでいいかな?という感じで、無理強いせずに行いました。
今までは病院では、白血病の原因について、「わからない、たまたま、あなたのお子さんだったということ、原因はない。」と言われ続け、納得できないまま治療してきた私たちにとって、大沼先生の言葉は希望の光となりました。が・・その時はそれでも半信半疑の部分はありました。 |