自然治癒の症例

急性リンパ性白血病と小脳腫瘍の自然治癒

R・Iちゃんの症例
ナチュラルメディスン 代表理事 大沼四廊


● 2013年11月17日名古屋セミナーでのR・Iちゃんのお母さんによる白血病の改善症例の講演 再生時間:30分


 
R・I ちゃん 発症は、2歳の時
 平成23年7月30日、急性リンパ性白血病と診断され、治療は半年から1年かかるので、このまま入院になります、と言われるまま検査を行い、治療に入る。
この時、治療の選択肢はなく、マニュアル通りの治療を行う。
平成24年8月25日に通院になるまでの間、副作用ですべての毛が抜け、顔はムーンフェイス、気分の激しいムラがあり、毎日見ているのが辛い状況でした。
平成24年1月24日には投薬中に重度のアナフィラキーショックが起こり、痛いと叫んだのち、ベッドに倒れ、呼吸及び心停止・・。
付き添っていた夫に呼び出され駆けつけると、処置中で面会もできずに待合室に通されるが、とても落ち着いていられる状態ではなかった。
近くにいた医師の処置により、命は取り留めたが、ICUへ移動後、意識もはっきりし、「呼吸器はずして!」と訴える姿を見て、生命力の強さを感じました。
その後治療は中断され、今後の治療方針について医師間で論議された結果、アナフィラキーショックの原因薬を代替薬に替えて治療を継続することになりました。
毎日無事治療が終わることを祈り続けることしかできませんでした。

入院中のR・Iちゃん(右側)
体中が腫れて浮腫んでいる。
 そんな過酷な治療もやっと終わり、通院による維持療法に変わり、幼稚園に入園し、元気に日常生活を送っていましたが、平成25年6月19日に激しい頭痛、嘔吐によりまた入院となる。
MRI検査の結果、小脳を始め複数の影が見られ、画像診断は難しく、細菌性の脳腫瘍、白血病の再発、脳腫瘍、急性散在性脊髄炎等の病名が挙げられましたが、手探り状態でとにかくやってみないとわからないという感じでした。
診断のつかないまま、ステロイドパルス療法を行い、副作用で体はパンパンになり、排泄もうまくいかなくなり、腹部は破裂するのではないかと思うくらい、張っている状態でした。
不安になり、医師に相談するが、腸は動いているので・・・というだけで本人の苦しみは知らぬふりといった感じでした。
とにかく出さなければと訴えると、やっと浣腸でもしましょうかとの対応、本来の姿を失った状態を目の当たりにして、このまま医師の言いなりではいけないと思いながら、今までは何もできなかったが、この時から少しずつ変えていかなければと思いました。
医師のはっきりしない対応により、不安は大きくなるばかりでした。

丸くなり不活性の白血球
 ステロイドは治療効果はなく、副作用ばかりが強く出ており、医師もそれを認めステロイドを減量していくことになりました。
その後ステロイドの減量は続けていくが、平成25年7月14日、頭痛、嘔吐が再発し、大学病院に緊急搬送、幸いなことに症状は一時的で繰り返すことはありませんでした。
しかし手術による摘出が必要と診断され、選択を迫られました。
何か他に方法があるはずと、姉と共にセカンドオピニオンに行くが、何も得るものはなく、それでもあきらめられずに失礼を承知で近藤誠先生を訪れたところ、先生の助言で手術の不安はなくすことができ、平成25年7月19日に手術を行ないました。
6時間半という大手術でしたが、術後の面会も意識がはっきりしていて安心しました。
手術の経過も順調でしたが、病理の結果、びまん性大β細胞性リンパ腫ということでした。
そして治療については、化学療法しかないということで、選択肢のない選択を迫られましたが、化学療法はありえないと思っており、違う療法を求め調べました。
そして副作用のない天然の抗癌剤である漢方を扱う病院に連絡を取りました。どれくらいの効果がでるのかわからないということではありましたが、やれることはやる、という思いで、この子の生命の治癒力を信じようと強く思いました。
病院に帰り、医師に化学療法はしないこと、漢方の療法を試したい旨を話しましたが理解が得られず、化学療法についてさらに説明をされ、ついには「お母さんが求めているのは延命ですか、治癒ですか」と問われました。
もちろん治癒に決まっているのですが、医師が目指している治癒と私たち家族が望んでいる治癒は違うと感じ、断り続けました。
自然免疫療法との出会い
 漢方でもどれくらい効果が出るのかわからないとのことだったので、さらに他の療法について調べていると、姉から大沼先生について調べてみてとメールが入りました。 早速検索すると今までとは全く違う発想の療法を行っている感じのところだったので、気になりメールを送りましたが結局待ちきれず、直接先生と話すことになりました。 そして大沼先生の話を聞いて、すぐにでも連れて行かなければと思いました。 医師に話して外泊許可をもらう予定でしたが、頼んでみると「治療しないのなら、来週退院してください」との実にラッキーな返事でした。 やっと解放されました。  こちらからから名古屋までは、5時間半から6時間だろうと出かけましたが、大渋滞で12時間以上かかり、遅れてしまって大沼先生にはご迷惑をおかけしました。 しかし、遅れたにもかかわらず、快く受け入れていただいた上に、とても納得のできる体のしくみの話を聞けて、もう大丈夫だと思えました。 8月10日の初診の後、8月20日〜27日まで、名古屋に滞在し、手当てを受けました。 この間ステロイドも中止しました。 平成25年8月14日に外来受診で以前の病院にかかった際に、化学療法をまた勧められましたが、断りました。
ナチュラルメディスンでの療法
 8月20日約一週間の集中手当てを受けましたが、思うようにいかず、子供なので気分に左右され、焦る気持ちもありました。しかし大沼先生は、根気よくやることだねと安心感を得させてくれました。
なかなかじっとしていられないけれど、調整はきちんとできたのでいいかな?という感じで、無理強いせずに行いました。
今までは病院では、白血病の原因について、「わからない、たまたま、あなたのお子さんだったということ、原因はない。」と言われ続け、納得できないまま治療してきた私たちにとって、大沼先生の言葉は希望の光となりました。が・・その時はそれでも半信半疑の部分はありました。

右は9/12のMRI画像で一時的な改善反応か、以前より大きくなった。
左は9/26のMRI画像で、大きかった腫瘍が、かなり小さくなっているのがわかる。

右は9/12のもの
左は9/26のもので、この部位での腫瘍は見られない。

現在のR・Iちゃん
 その後、9月12日のMRIは、小さい部分は小さくなっているが、大きい部分は(1.5 cm)は、大きくなっている。(腫れている)という結果。
しかしその後、手当てを受け、9月26日のMRIでは、大きく腫れていた病巣が1/5(3mm)ほどに小さくなっていました。
さらに10月17日のMRIではさらに小さくなっていることが確認され、右の鎖骨下静脈に挿入されていたCVカテーテルも必要ないと判断され、撤去することができました。
治療の最後には大沼先生の自然治癒の療法にたどりつき、大幅な回復ができ、自然治癒力をアップすることにより、人は自ら治るしくみを確かに備えていると実感したのでした。
(毎月、名古屋セミナーに来られていますが、H26年7月現在でもとっても元気です。)
 
平成26年1月
一般社団法人 ナチュラルメディスン
052-806-2178
ナチュラルメディスンでは手術なし、薬なしで治る研究をしています。
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