年々増加傾向にある花粉症だが、病院に行くと大抵、抗アレルギー薬やステロイドを処方される。気軽に処方されるこれらの薬品がどれだけ体に悪影響を及ぼすかご存じだろうか。医者での処方薬は多くが対症療法でしかなく、症状を一時的に緩和させることを目的としている。よって、服用が長期間に及べば、様々な体への異変が起こってくることが多く注意が必要だ。本書では根本的な改善への道を指し示し、病気の緩和だけにとどまらず全ての健康を得ることを目的として書かれている。花粉症の原因の一つに腸内環境の悪化が挙げられるが、人間の臓器の中で最も多様な仕事をする腸に特に焦点をあて解説している。アトピーについても同様である。体を蝕む薬品でその場しのぎの対処ではなく、様々な観点から花粉症としっかり向き合い、真の健康を目指す人の必読書である。