炎症とは、体が起こす反応なのだが、病院では炎症そのものを「病気」や「異常」と捉えている。
本当は、体がウイルスや菌などの外敵と戦ってできるプロセス、つまり体内の毒を外へ出すための作用なのだ。
それなのに、ステロイドや抗がん剤など数多くの薬品でその反応の中途段階で強制的に止めてしまう。
そう、炎症とは「治癒反応」なのだ。炎症反応が無事に終わるとようやく治癒や完治が待っている。
体は本当はあなたをいつも治したがっているということを意識してあげなければいけない。
体の治癒へ向けた血液の見事な仕事を途中で止めてしまうことのないように。
併せて本書では、最も長生きの動物やまた長寿の人々についても紹介。
中には寿命が数百年にも及ぶ驚きの生態を持つ動物や、江戸時代の長寿者についても
触れている。
そんなご長寿の人や長生きの動物を知れば、人生まだまだこれからだと思えるはずだ。